nanacoの使い方は種類によって違う…分かりづらいのでまとめました！

セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで見るnanacoマーク…

ということで、この記事では複雑なnanaco周りの情報をまとめました！

読んでいくうちにnanacoの概要・全体像が掴めるようになっています！

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電子マネー「nanaco」とは？

nanacoとは、セブン&アイグループの他、全国90万店以上で使える前払い式（プリペイド式）の電子マネーです。

カードやモバイルカードの入っているスマートフォンをレジでかざせば決済できます。

nanacoで決済をすると、nanacoポイントが200円(税抜)につき 1 ポイント貯まるようになっています。

nanacoには様々な種類・タイプがある

nanacoにはいくつかの種類があります。
まずはどんな種類があるか把握しましょう。

カードタイプ

現物のカードです。

カードにもいくつか種類があります。

• nanaco機能単体のカード
  
• セブンカード・プラス（nanaco一体型クレジットカード）
  
• シニアナナコ（60歳以上が持てるお得なカード）
  

画像は https://www.nanaco-net.jp/entry/index.html より

Apple Payのnanaco

iOS端末用のモバイルアプリです。

nanacoモバイル for Android

Android端末用のモバイルアプリです。

キーホルダータイプ

キーホルダー型で、「ENEOS nanaco」、「ANA QUICPay + nanaco」の2種類があります。

nanacoネット会員

モバイルカードや現物カードを持っていなくても、nanacoポイントが使えるサイトの利用でnanacoポイントを貯めることができるインターネット専用のnanacoです。

７ｉＤアカウントを作ったり、セブン&アイグループのアプリに登録すると自動的にご入会し、nanacoネット番号が付与されます。

nanacoポイントは nanaco電子マネーに 1ポイント = 1円 で交換できますが、交換するにはnanacoカードが必要です。

nanacoのモバイルカード（iOS、Android）、現物カード、nanacoネット会員、それぞれの違い

上記の4つのタイプ（カード、iOSアプリ、Androidアプリ、ネット会員）についてそれぞれの違いをまとめました。
（キーホルダータイプはかなり限定的なものなので除外しました。）

タイプによって異なるポイントは以下の内容がありました。

それでは具体的にどのように違うのか見てみましょう。

（表が見づらい場合は、この後で個別に説明していくので表を飛ばして読み進めてください！）

	カード（現物）	モバイルカード （iOS： Apple Payのnanaco）	モバイルカード （Android： nanacoモバイル for Android）	ネット会員
支払い時の操作	かざすだけ	サイドボタンまたはホームボタンをダブルクリック後、生体認証してかざす	かざすだけ （電源オフでも可）	そもそも電子マネーの機能を有していない （ポイントが貯まるだけのもの）
カード（現物）の引継ぎ	-	虹色のカードはできる （そしてカードは使えなくなる。 さらにカード番号が変わるので、各種設定をやり直す必要がある）	できない （カードと2枚持ちになる）	カードかモバイルカードのnanaco番号することができる （自動付与されていたネットnanaco番号は上書きされ、おそらく消える）
クレジットカードからのチャージの後に 反映作業が必要かどうか	必要	不要	不要	そもそも電子マネーの機能を有していない （ポイントが貯まるだけのもの）
セブンカード以外のクレジットカードでのチャージ	できない	ウォレットアプリに設定した ・JCB ・Mastercard® ・アメリカン・エキスプレス® ブランドのクレジットカードが可能 （Visaは不可）	できない	そもそも電子マネーの機能を有していない （ポイントが貯まるだけのもの）
セブン-イレブンアプリからの支払い	できない	できる	できない	そもそも電子マネーの機能を有していない （ポイントが貯まるだけのもの）
メリット	センターお預かり分を利用することで高額チャージが実現	・セブンカード以外でのチャージが可能 ・セブン-イレブンアプリと連携させて支払いできる	電源オフでも支払える	７ｉDを取得すると自動的に番号が付与される
デメリット	セブンカード以外でクレジットカードでのチャージが出来ない	モバイルカードをそこそこ使った後にカード（現物）を引き継ぐと 様々な設定をし直さなければいけない	セブンカード以外でクレジットカードでのチャージが出来ない	nanacoポイントを街で電子マネーとして使えない

支払い時の操作の違い

まずは支払い時の操作で、それぞれに違いがあります。

iOSの場合だけ少し手数が多いようです。

Androidなら電源を入れる必要もないようです！

カード（現物）の引継ぎに関する違い

現物のnanacoカードをすでに持っているが、アプリに移行したい・統合したい、とパターンがあると思います。

その場合はどうしたらよいのでしょうか？

カードの取り込みは、iOSアプリに虹色のカードなら可能ですが、Androidの場合はできません。

ただiOSでも、取り込み後は番号が変わることで各種設定のし直しが必要になるようです。注意しておきましょう。

nanacoネット会員はカードかモバイルの番号を登録すると上書きされる

ちなみにnanacoネット会員の場合は、現物カードかモバイルカードのnanaco番号を登録することが出来るようになっています。

nanacoネット会員とは、７ｉＤを作った時にnanacoネット番号が自動付与された状態のことです。

カードのnanaco番号を登録すると、自動付与されていたnanacoネット番号は書き換えられます。

また、ネット会員のままではnanacoポイントをnanaco電子マネーに変えることはできません。

ですので、現物カードかモバイルカードを作成して利用先を増やしましょう！

モバイルカードの作成はこちらから！↓

クレジットカードからのチャージ後に反映作業が必要かどうか

nanaco独特の「センターお預かり」という状態がある

nanacoには「センターお預かり」という独特の状態があります。

会員メニューからnanaco設定を行ったらすぐカードに反映されるわけではなく、設定を反映する作業が必要な場合があるのです。

他には、nanacoギフトを受け取るときなどにこの作業が必要です。

現物カードではクレジットカードでのチャージをした後に反映の操作が必要になります。

といっても、セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマートなどのレジで行えるので、お買い物時の決済のタイミングに行なえます。

その時にはレジで「残高確認してください」と言えばOKです！

セブンカード以外のクレジットカードでチャージはできるか？

電子マネーにチャージするのにクレジットカードを利用する人は多いと思います。

チャージが簡単に行えますし、カードによってポイントがもらえるというメリットがありますからね。

ただnanacoカードは、iOS以外だとセブンカードでのみしかクレジットでのチャージが出来ないという点に注意が必要です。

※「Apple Payのnanaco」ではセブンカード以外でもチャージできますが、nanacoへのチャージにはポイントを付けないとされているカードもあります。

nanacoにチャージできるセブンカード

nanacoにチャージできるセブンカードは以下のものとなっています。

いくつか種類がありますが、上記のように
セブンカード・プラス（ゴールド）は一般募集してないですし、
セブンカード、セブンカード（ゴールド）は新規募集をしてないので、
大体は「セブンカード・プラス」を入手することになります。

そして、nanacoカードはセブンカード・プラスでチャージすると200円（税抜）ごとに 1 nanacoポイントが貯まります。

セブン-イレブンアプリからの支払いができるか？

セブン-イレブンには専用のアプリがあり、クーポンやお得な情報がもらえたり、マイルを貯めたり、PayPayでの決済ができたりします。

そのセブン-イレブンアプリからnanacoでの支払いができるかどうかについて違いがあります。

「Apple Payのnanaco」のみが連携させて支払いができます。

カードのnanaco番号をセブン-イレブンアプリに登録してポイントを多重取りしよう！

セブン-イレブンでnanacoを使うととてもお得です！

nanacoとは別にセブン&アイグループの利用で貯まる「セブンマイル」というポイントももらえて、ポイントの二重取りができるのです！
（さらにセブンカードでnanacoをチャージしていれば、ポイント三重取り！！）

そしてセブンマイルはnanacoポイントや電子マネーに交換できます！

nanacoポイントとセブンマイルの両方をもらうには、セブン-イレブンアプリにnanaco番号の登録をするだけでOKです。

このアプリへのnanaco番号の登録は

• 現物カード
• モバイルカード（iOS・Android両方）

で可能です。

ただ、そのままセブン-イレブンアプリで決済・チャージまでできてしまうのがiOSの「Apple Payのnanaco」となっています。

セブン-イレブンアプリにもお得がいっぱい！

セブン-イレブンアプリ × PayPayがアツい！

また、セブン-イレブンアプリは「PayPay」とのキャンペーンを積極的に行っていますね！

過去には抽選で1000%還元されるキャンペーンが行われたことも…！

過去のキャンペーンです↑

アプリをダウンロードしてお得なキャンペーンに備えておきましょう！

nanacoを使うメリット

では、nanacoを使うメリットは何でしょうか？

ポイントの三重取りができる

セブンカードでチャージし、セブンマイルがもらえるお店でnanacoで支払うとポイントが三重取りできます。

ポイントの付与率はそれぞれ以下のようになっています。

セブン&アイグループのお店を多く利用する人には嬉しい特典ですね。

セブンマイルも貯まってポイントの多重取りができるお店には以下のものがあります。
チェックしておきましょう！

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税金、公共料金の支払いでポイントがもらえる

最後になりましたが、nanacoのメリットとしてはこれがとても大きいのではないでしょうか。

実はnanacoで「税金」と「公共料金」を支払うことができます。

nanacoでの支払いにポイントは付かないのですが、セブンカードでチャージしておけばチャージした時のポイントが付くという訳です。

特に税金の支払いは金額が大きいですし、ポイントが発生する支払方法が限られているので重宝すると思います。

nanacoを活かすにはセブンカードが必要

ということで、nanacoを活かすにはセブンカードが必要となります。

また、nanacoとは関係なくセブンカードで支払うだけでポイントが200円(税抜)につき 2 ポイントつくお店もあります。

セブン&アイグループをよく使う人、上記のお店をよく使う人は、導入を検討してみてはいかがでしょうか？

まとめ：nanacoの種類による違いを整理してみた

ということで、nanacoの種類による違いを整理しつつ、nanacoの概要が分かるようにまとめてみました。

種類ごとのメリット・デメリットはこう感じました。

どのタイプで持つか悩んでいる人は参考にしてください。

ありがとうございました！

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