フードデリバリー 歴史

【2021年上半期】フードデリバリー業界の歴史 | 流れ・変遷が分かる!

2022年5月12日

ここの管理人は普段、フードデリバリー業界のニュースをまとめた動画を作っているんだよ~

すっかり社会に浸透したUber Eats(ウーバーイーツ))、Wolt(ウォルト)などのギグワーク系フードデリバリー

私は2020年6月から配達員としてこの業界に関わってきました。
関わってみると配達も楽しいし、業界の動きもおもしろい!
そして楽しんでいるうちにYoutuberになっていました。

しかし、動画は情報をさっと引き出したいときに使いづらいです。
そこで今回は、自分で使うためにも情報を文章でまとめることにしました。

現在の内容まで追いついてないですが、少しずつ完成させていこうと思っています。

動画では最新の情報を追っています!
そちらもぜひ見てみてください!

Youtubeチャンネルへ行く

このページでは2021年からの内容を扱っています。
2020年までの内容はこちらの記事を見てください!

【~2020年】フードデリバリー業界の歴史 | 流れ・変遷が分かる!

すっかり社会に浸透したUber Eats(ウーバーイーツ)、Wolt(ウォルト)などのギグワーク系フードデリバリー。 私は2020年6月から配達員としてこの業界に関わってきました。 関わってみると配達 ...

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2021年 の出来事

2月:X TABLE(クロステーブル)が実証実験をスタート

2021年2月、X TABLE(クロステーブル)が東京での実証事件をスタートさせました。

X TABLEの特徴

  • セブンイレブンの物流に携わっている会社が運営
  • エリアは、渋谷・恵比寿・広尾・六本木

この頃、セブンイレブンはどのフードデリバリーにも加盟していなかったので、「X TABLE(クロステーブル)へ加盟するのでは?」という声が上がりました。

3月:Uber Eats(ウーバーイーツ) 京都・福岡で新料金体系スタート

2021年3月1日から京都と福岡でUber Eats(ウーバーイーツ)の新料金体系がスタートしました。

新料金体系で変わったこと

  • 配達依頼の時点で
    お店、配達先、移動距離所要時間、配達報酬
    が分かるように
    (それまでは「お店の位置」と「お店までの目安時間」のみだった)
  • 配達報酬は様々な要因(需要・所要時間など)によって変動するダイナミック・プライシング

それまでは、1件の配達報酬は計算式が決まっていて390円~でした。(東京の場合)
新しい料金体系は計算式が公開さないということでどうなるのだろうと大注目でした。

そして改定初日、京都と福岡から「安すぎる!100円台の配達依頼も飛んでくる!」と驚きのスクリーンショットが次々と上がってきたのです!

  • これはバグなのか!?
  • サポートに問い合わせよう
  • バグだと言われた!
  • この料金で合っていると言われた!

と、様々な情報が飛び交いお祭り騒ぎでした。

結局は「最低金額が300円で、300円より安い配達報酬は300円に修正する」ということで落ち着きましたが、報酬が下がったのは確かでした

振り回されて大変だけど、イベントみたいな感じで楽しかったりもするww
配達パートナー間の交流が盛んになっていいよね♪

この後は以下の日程で新料金が適用されて行きました。

  • 4月12日から 神奈川県と沖縄県
  • 5月10日から 全国

また新料金地域では、配達員都合以外のキャンセルで支払われる補償金が 500 円 から 200 円 になっているとの声が出ていました。

\私の新料金・検証動画/

3月:foodpanda(フードパンダ)の東京エリアでの配達員募集が始まる

2021年3月18日からfoodpanda(フードパンダ)で東京エリアの配達員募集が始まりました

いろいろと問題が多く、すでにスタートしていた地域ではたくさんの悲鳴が上がっていたため、「東京で始まったらすごいことになるのでは…」と期待(?)が高まりました。

どんな問題があったのかはこちらの動画をご覧ください。

3月:Uber Eats(ウーバーイーツ)で「優先配達 / 急がない配達」オプションが誕生

2021年3月25日からUber Eats(ウーバーイーツ)で「優先配達 / 急がない配達」オプションが選択できるようになりました。

その後、この機能は消えたり出現したりしています。

3月:Wolt(ウォルト)で「1件配達モード」が新設される

2021年3月30日からWolt(ウォルト)で「1件配達モード」が新設されました。

「1件配達モード」とは

・1件ずつの配達

・配達依頼を配達パートナー側で拒否できる

・予約保証は対象外

それまでWolt(ウォルト)では「同時配達モード」しかなく、ダブルやトリプルの配達が前提で、配達依頼を配達パートナー自身でキャンセルすることができませんでした。
(キャンセルするにはサポートに連絡をする必要があった。現在は通知が鳴り止むまで待てばキャンセルが出来ます。)

しかしそれだと掛け持ちが難しいためWolt(ウォルト)はオンラインにしづらかったのです。
それが「1件配達モード」で解決されたというわけですね。

4月:出前館のテレビCM「配達員バトル」篇が放映開始

画像は https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000029254.html より

出前館のテレビCM「配達員バトル」篇の放映が開始されました。
人気お笑いコンビの「EXIT」と、モデルの「莉子」さんが『出前館』の配達員になりきり配達の様子を再現したCMでした。

「お給料ポンポンポーン!」というセリフが強烈な印象を残しました。

配達員からは

  • EXITの格好や態度は規定から外れている
  • 配達員が増えすぎて「ポンポンポーン」なんて簡単に配達できない

というつっこみの声が多く出ました。

また、実際の配達員でも配達件数を競うお給料バトルが企画されました。

しかし

  • 事故を誘発する!
  • 危険だ!

という声が殺到し、発表から3時間で中止が決定しました。

4月:出前館の配達距離が急に伸びる

2021年4月上旬から出前館の配達距離が急に伸びました。

基本3km以内だったのが6kmや8kmのものも飛んでくるようになりました。

当時の配達員募集ページには「3km以内の配達です」という内容が書かれていたため、非難の声が上がりました。

4月:Uber Eats 配達パートナーが店主に頭を叩かれ騒動に

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーがピックに行った店のオーナーに頭を叩かれるというトラブルが起き、それがめざましテレビに取り上げられました。

トラブルの流れはこの通りです。

トラブルの流れ

  • 配達パートナーがバッグを壁に押し当てて商品を入れる(バッグを汚したくなかった)
  • 店主はそれをよく思わず注意
  • 配達パートナーはその言い方が気に入らず配達をキャンセル
  • 店主はそれに怒り「土下座しろ」などと言って暴力をふるった

これに対して様々な配達パートナーが意見を述べて盛り上がりました。

出ていた意見

  • バッグを壁に押し当てている時点でおかしい
  • 床に置かないための配慮だよね?(床にバッグを置くことを嫌がる人もいる)
  • 外に出てから入れろよ
  • キャンセルはいかん。配達はしなきゃ
  • キャンセルで正解
  • とりあえず謝ってやりすごせばいいのに…

4月:FOODNEKO(フードネコ)サービス終了

2021年4月27日、FOODNEKO(フードネコ)がサービスを終了しました。

サービス終了後はfoodpanda(フードパンダ)と統合し、foodpanda(フードパンダ)のブランドとプラットフォームでサービスを展開していくことになりました。

それまでFOODNEKO(フードネコ)は配達員に業界最高水準の報酬を払っていました。

そのため「ばら撒きで力尽きたか!?」と思った人も多かったのです。

しかし実際は日本の状況とは関係なく、両社の経営母体「Woowa Brothers(ウーワブラザース)」と「Delivery Hero(デリバリーヒーロー)」がアジア太平洋地域での戦略的パートナーシップを締結したことによる統合でした。

実はフードネコは、すごく順調に成長していたんだ

確かなソースがないので噂程度の話になってしまいますが、実はFOODNEKO(フードネコ)は後発でありながらとても順調に成長していたようです。

チャンネルに寄せられたコメント

私のYoutubeチャンネルにこんなコメントが寄せられていました。
(現在はなぜか消えてしまっているので記憶になりますが…)

  • 「ピック先のお店で、フードネコはウーバーの次か同じくらい鳴っている」と聞いた
  • 「foodpandaのアジア責任者(たしか)が日本の実態を把握していれば、日本ではフードネコを残したでしょう」と書かれている記事がある
    (これを教えてもらい、当時私も閲覧しました)

たしかにFOODNEKO(フードネコ)は注文者に向けてたくさんのキャンペーンを打ち出していました。

また加盟店への手数料も安めに設定していました。

それらが上手く機能して注文者、加盟店、配達員を一気に獲得できたのだと思います。

そしてまた、「おネギさん」というゆるいイメージキャラクターや、工夫と真心のあるプロモーションによってファンも多く付いていました。

ここでFOODNEKO(フードネコ)が消えずに続いていたら、日本のフードデリバリー業界は違う流れになっていたのではないかと思っていしまいます。

その世界線が見られなかったのが残念で仕方ありません。

この内容をまとめた動画がこれ!

涙をそそるさよならの動画がこちら…

4月:出前館で配達員の位置が見られるように

出前館で配達員の現在位置が注文アプリから見られるようになりました。

配達員からは「注文者からクレームが来る!」と不評の声が上がったよ。

というのも、出前館の配達は配達員が自分の裁量で複数の配達を組み合わせることができる仕様なのです。

そのため、1件目に A の配達を受け取った後に 違う B の配達を取りに行き、B → A と配達することもあります。

また、商品を作るのが遅いお店を受けた場合、数十分待つこともあります。

位置情報が見えると「なぜすぐに届けないんだ!」と不満に思う注文者が出てくるよね…

他のフードデリバリーアプリでは配達員の位置情報が見られますし、見えた方が注文者が安心できるということで加えた機能だと思うのですが、仕様との相性が悪いので付けない方がいいのでは…と私も思いました。

出前館の配達はただでさえ難易度が高いのに(早押し、住所把握、時間管理が必須)、そこにさらに挙動まで意識しなければいけないなんて…。

個人的には出前館で配達している人は本当にすごいと思います。

4月:Chompy(チョンピー)にチップ機能が実装

Chompy(チョンピー)にチップ機能が実装されました。

注文者が払ったチップから手数料として10%が引かれた金額が配達員に支払われるとのこと。

(Uber Eats , menu , Wolt はチップの100%が配達員に支払われます。)

4月:menu(メニュー)がONE PIECEとコラボを発表

menu(メニュー)と大人気漫画(アニメ)のONE PIECE(ワンピース)のコラボキャンペーンが発表されました。

menu(メニュー)には「menuガチャ」という口コミを投稿すると回せる景品ゲームがあり、その景品としてONE PIECE(ワンピース)グッズが登場しました。

menu(メニュー)はこのコラボの前に、複数の大物Youtuber(ヒカキンさん、はじめしゃちょーさん、フワちゃんなど)とコラボしたキャンペーン「#ウチメシしようぜ」を行っており、広報にとても力とお金をつぎ込んでいるのが分かります。

ONE PIECE(ワンピース)とのコラボはこの記事執筆時(2022年6月27日)現在も続いていて、2022年3月1日はmenu(メニュー)の注文アプリで「ONE PIECE(ワンピース)レストラン」というワンピースにちなんだメニューを提供するレストランが登場しました。

画像は https://app.menu.jp/pr/onepiece-restaurant/ より

4月:foodpanda(フードパンダ)で賠償責任保険が開始

2021年4月28日からfoodpanda(フードパンダ)で賠償責任保険が用意されました。

ちなみに、ライダー自身のケガに対する補償はまだありません。

主要なギグワークフードデリバリーで保険(賠償保険・傷病見舞金)がないのはfoodpanda(フードパンダ)と出前館でした。

出前館がまた一歩遅れを取る形となりました。

5月:Uber Eats(ウーバーイーツ)で報酬が4円くらいになるバグが発生

Uber Eats(ウーバーイーツ)で1件の配達報酬が4円ほどになるバグが発生しました。

ツイッター上ではそれをネタに多数の人がボケて楽しんでいました。

その雰囲気をご紹介 ↓

  • スリーコイン(スリコ:300円)ならぬフォーコイン(4円)だ!
  • 金額をぐっと下げておいて、新料金になったときに「意外に高いじゃん」って思わせる作戦か!?
  • 報酬「6円」…よし!!
  • 時給10円切った!くそう!
  • さっきサポートから電話があって「1桁間違えてました」だって!

トラブルを笑いに変えちゃうセンスがすごい!

5月:ゴーストレストランの存在が世に広まり始める?

配達員をやっていると、よくピックに行くことになる「ゴーストレストラン」

主に、1つの厨房で(アプリ上では)複数の店舗を出店する宅配専門店のことを言います。

数回注文したことがあるだけだと、そういったレストランの存在には気付かないかもしれません。

そして実は、こういったレストランの多くでは「○○専門店」といった名前で出店されていたりするのです。

この実態を始めて聞いた時に、少し怪訝に思う人は多いのではないでしょうか?

上記の記事は、「このことについて専門家が警鐘を鳴らしている」という記事です。

ゴーストレストランが世に広まってきたのを感じました。

5月:Uber Eats(ウーバーイーツ)で行きたい方向の注文だけ受ける機能が出現

Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーの一部のアプリで、行きたい方向の注文だけ受ける機能が出現しました。

「もう帰ろうかな」という時に嬉しい機能ですね!

しかし、この機能は広まる前に姿を消してしまいました…。

ただツイッターで検索すると、2021年以前、そして2022年にも関連するツイートが少し出ているので、ずっと裏でテストが行われているのかもしれません。

6月:「えなり案件」という言葉が誕生

配達員界隈で「えなり案件」という言葉が誕生しました。

えなり案件

「注文者が受け取り場所に着く前に注文を行い、配達員が注文者より先に目的地に着いてしまった案件」のこと。

理由は、この時期のCMでえなりさんが「家に着く前に注文する」スタイルを披露しているから。

このような案件に対して、多くの配達員は10分までは待っていたと思います。
(Uber Eats には「10分タイマー」というものがあり、注文者と連絡をとろうとするとタイマーが発動し、注文者に配達できずともタイマーが終了すれば配達を完了できる)

しかしCM放送後の6月に、注文プリで以下の文章が記述されていることが知れ渡るようになりました。

(注文確定ボタンの上に記述)
配達担当者の到着時にお留守の場合、ご注文を品を玄関先に置いて帰ります。

なので「必ずしも待つ必要はない」という声が上がりました。

6月:出前館がオリジナルバッグの販売を開始

今まで出前館にはオリジナルのバッグがなかったのですが、ついに出前館の運営する飲食店向けECサイト「仕入館」で販売が開始されました。

そのバッグがこちら。

https://shiire-can.com/g/g16066/
現在のこのタイプは販売停止しています

出前館のイメージカラーと言えば赤ですが、その要素の無い地味な黒いバッグ…。

今までも出前館は

他社のバッグを使用させることで、マナーの悪い配達員がいても自社の評判を傷付けないようにしているのでは…

と思われている所があったため、今回も

地味なバッグにして出前館と分からないようにしている?

という声が上がりました。

(あくまで一部配達員の印象であり、真実は不明です)

6月:menu(メニュー)がKDDIと資本業務提携

2021年6月1日から、menu(メニュー)とKDDIの資本業務提携が開始されました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000046860.html

この後からmenuは、au経済圏の恩恵を享受していくことになります。

auPAYやPontaポイント、auスマートパスプレミアムに絡んだキャンペーンがたくさん行われ、au経済圏からmenuへの訴求もたくさん行われました。

au経済圏のフードデリバリー部門としてガッツリと組み込まれた印象です。

6月:menu(メニュー)が置き配シートのデザインを配布し、要・不要論が再燃

2021年6月4日のmenuからのメールで、置き配の際に商品の下に敷く置き配シートのデザインへのリンクが送られてきました

実は、「置き配シート要・不要問題」は配達員の中で度々議論になるテーマなのです。

「不要」だと考える配達員が多い印象ですが、根強くシートを使用する配達員も存在します。

不要派の意見

  • 商品は容器に入って、さらにビニールに包まれているので、さらに置き配シートまで引く必要はない
  • ゴミが増えるだけ
  • 地面への置き配が嫌な注文者は自分で何か対策をする
    置き配を指定して、なにも用意していないということは、地面に置くことを許容しているということ
  • 注文者が置き配シートを回収・破棄する手間が発生する
  • 回収が面倒くさい人はすでにいて、放置されている置き配シートを目にすることがある
  • チップが欲しい意図が感じられて嫌

注文者側の意見としては、ホスピタリティに感動する意見が多い一方、「要らない」という意見もあります。

これは個人の好みであり正解はないと思いますが、みなさんはどうですか?

私は「要らない」派です

Wolt(ウォルト)の「地球にやさしい」キャンペーンと置き配シート

ちなみに、Wolt(ウォルト)でも置き配シートのデザインが配布されたことがあるようです。

Wolt(ウォルト)は、2021年6月5日から「#地球にやさしいデリバリー」キャンペーンを開始し、Netflixが独占配信するオリジナルアニメシリーズ『エデン』とコラボして「地球に良いこと」を発信・提案していました。

そのプロモーション動画(以下)の18秒あたりで、配達員が置き配シートの上に商品を置くシーンが含まれています。

うーん、、
置き配シートは「地球にやさしい」とは逆行しているような…

そしてコラボキャンペーンの中には、商品を入れていた紙袋をリユースする企画も。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000051508.html

私がシート不要派なのもあってか、ちょっと気になってしまいました(^^;
(ネチネチした意見ですみませんm(__)m)

6月:DoorDash(ドアダッシュ)が仙台でスタート

https://www.doordash.com/ja-JP

6月9日、アメリカでUber Eats(ウーバーイーツ)を抑えてシェアNo.1の「DoorDash(ドアダッシュ)」が仙台でサービスをスタートさせました。

日本では後発のスタートとなりましたが、アメリカでの成績を考えると期待が高まります。

、(続きは順次更新していきます!)

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