Uber Eats(ウーバーイーツ)が世間に広く知られるようになり、ギグワークで働く配達パートナー(配達員)の存在も身近なものとなりました。
私は2020年6月から、ギグワークでフードデリバリーの配達パートナー(配達員)をしています。
僕は自転車で、運動したときやリフレッシュしたいときに稼働しているよ♪
この記事では「デリバリー配達パートナー(配達員)」を始めてみたい人に向けて以下のことを解説していきます。
- どんな仕事?
- メリット・デメリットは?
- どうやって始めるの?
- どこの会社に登録したらいい?
この記事で話しているフードデリバリープラットフォームは、
- Uber Eats(ウーバーイーツ)
- 出前館
- Wolt(ウォルト)
- menu(メニュー)」
の4社です。
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どんな仕事?
配達の流れ
仕事の内容は、お店から注文者の指定した場所まで商品を運ぶことです。
では、実際の様子が分かるように配達の流れを見ていきましょう。
アプリをオンラインにする
配達はアプリを操作して行っていきます。
アプリをオンラインにして配達依頼(リクエスト、オーダー、案件などとも言う)を受け付ける状態にします。
配達依頼を受ける
配達依頼が来ると、お店や配達先住所などの情報が表示されるので受託するかどうか決めます。
行きたくない依頼は断れるよ!
お店に商品を取りに行く
受託するとアプリにお店の情報が表示されるので、商品を取りに向かいます。
地図アプリがあるから、知らない場所でも大丈夫~
お店で商品を受け取る
お店に着いたら商品を受け取り、落とさないように気を付けてバッグにしまいます。
爽やかに挨拶して、注文番号を伝えればオッケー!
配達先へ向かう
ピック完了の操作をすると、配達先の情報が表示されるので向かいます。
バッグが揺れ過ぎないように気を付けよう!
商品を渡す
配達先に到着したら、注文者の指示に従い商品を渡します。
「置き配」という地面に置いて配達を完了する形を希望するお客さんも多いです。
配達完了
商品を届けたらアプリで配達完了の操作をします。
会社や設定によって、1件ずつしか配達できないパターンや、途中で次の配達依頼が入ってくるパターンがあります。
使える車両
配達に使う車両には以下のものがあります。
- 軽自動車(事業用ナンバーが必要)
- バイク125cc超(事業用ナンバーが必要)
- バイク125cc以下
- 自転車

実は「徒歩配達」枠もあるんだよ!
Uber Eats(ウーバーイーツ)とWolt(ウォルト)では、地域限定で徒歩配達が実施されています。
個人事業主として契約する
配達パートナー(配達員)は、社員やアルバイトではありません。個人事業主としてプラットフォームに登録する形となります。
そのため以下のことを自身で行う必要があります。
- 税の申告
- ケガや病気などで配達ができなくなったときへの備え
(賠償保険・傷病見舞金は、ほとんどのプラットフォームで用意してくれています)
メリット・デメリットは?
では、配達パートナー(配達員)のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
好きな時に稼働できる
配達パートナー(配達員)のメリットは、何といっても自由な時間に稼働できる点でしょう。
- 急に時間が空いたから稼働しよう
- 今月のお金がピンチだから稼働しよう
- 疲れたから今すぐ帰ろう
このように自分の都合に合わせて稼ぐことができます。
始めやすく、稼ぎやすい
配達パートナー(配達員)になるのに学歴や資格は必要ありません。面接もありません。
数日で登録ができて、すぐ稼ぎ始めることができます。
そして、数十分空いた時間があれば稼ぐことができます。
配達パートナー(配達員)に登録しておくだけで、好きな時に稼げるカードを持っておくことができるのです。
この安心感はすごいと思いませんか?
人間関係に気をもまなくていい
配達の仕事は1人で行います。同僚や上司などはいません。
もちろんお店の人や注文者とは接することになりますが受け渡しの瞬間だけです。
お金をもらいながら運動できる
運動するためにお金を払ってジムに行っている人もいますが、自転車で配達をすればお金をもらいながら運動できます。
即金性が高い
登録は簡単で、注文を取れば数分~数十分の移動で報酬が確定します。
報酬を受け取れるまでの期間も短めです。
- Wolt(ウォルト)・出前館:月2回
- Uber Eats(ウーバーイーツ):翌週
- menu(メニュー):即時可
お金に困ったときも、配達パートナー(配達員)として登録していればすぐ稼ぐことができます。
デメリット
収入が不安定
依頼の数は時期によって大きく変動します。
春や秋の過ごしやすい季節は注文が減り配達パートナー(配達員)が増えるので、なかなか依頼が飛んできません。
依頼の数によって収入が左右されるため、収入は安定しません。
確定申告が面倒
配達パートナー(配達員)は会社に雇用される訳ではなく、個人事業主として契約する形なので税の申告を自身で行わなければいけません。
自分で帳簿を付けるのは手間がかかりますし、税理士に頼むとお金がかかります。

僕は税金について勉強になったから、メリットも感じてるけどね!
事故のリスクがある
公道を走るということは常に事故のリスクがつきまといます。
自分が安全運転をしていても、事故に巻き込まれる可能性もあります。

保険についての理解は必須!
おすすめ動画
保険についてはこの動画でまとめています!
▼ 前編(損害賠償補償と自身の治療費の補償について)
▼ 後編(所得の補償について)
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どうやって始めるの?
Web登録
まずはWebから登録申請をすることになります。
私が始めたときは、Uber Eats(ウーバーイーツ)とmenu(メニュー)はWeb上の手続きだけで登録が完了しました。
また、会社によっては簡単な交通テストや理解度テストなどが実施されます。
基本的な交通ルールと、配布された資料をちゃんと見ておけばそこまで難しくはないです。
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準備するもの
次に、配達に必須なものについてお話しします。
- 車両
- スマートフォン
- 配達バッグ
車両
配達に使う車両を準備しておきましょう。
車両によって登録時に提出しなければいけない書類が異なりますので、指示に従い提出しましょう。
スマートフォン
配達はアプリに従って行うので、スマートフォンは必須です。
まずは手持ちのスマホで十分ですが、配達の機会が増えてきたら「バッテリー容量」や「防水レベル」などが優れたスマホを用意してもいいですね。
そして車両にスマートフォンを取り付ける備品も用意しておきましょう。

僕が使ったことのある製品を紹介しておくね!
![]() |
価格:2,480円 |
自転車のハンドルにスマートフォンを固定するためのスマホホルダーです。
私はこのときレンタルサイクルで稼働していたので、取り外しにレンチの要らないこちらの製品を購入しました。
1年保証が付いているのが心強い。
雨の日には、このようなストラップ式のスマホホルダーを使って稼働しています。
(購入した製品は売り切れになっていたので、似た製品を紹介しています。)
また暑い日にはスマホと一緒に溶けた保冷剤を入れて、熱暴走を防ぐという使い方もできます。
配達バッグ
保温効果があり、容量が十分ある配達バッグを用意しましょう。
各社のグッズショップ
- Uber Eats(ウーバーイーツ)
Uber eats japan official bag - ウーバーイーツ 配達バッグ 購入 - 出前館
仕入館(6月4日現在、背負う形のデリバリーバッグは未販売) - Wolt(ウォルト)
ヘルプセンター - Woltショップ - Google Sites - menu(メニュー)
menuオフィシャルショップ
掛け持ちをする場合は、他社のロゴが見えないようにしなければならない会社もあるので、ロゴなしのバッグを買うものいいです。
このバッグは街でよく見かけますが、少し小さいのが気になります。
拡張も出来ないので、キャンセルしなければならない案件も出てきそうです。
配達に出るときは、大きなバッグ内で商品を固定するための緩衝材も用意しましょう。
サバイバルシートやスポンジなどを買ってもいいですが、清潔なタオルでも十分です。
どの会社に登録したらいい?
プラットフォームがいくつもあるので、どこに登録したらいいか迷ってしまいますよね。
それぞれのプラットフォームに特色があるので、違いを知って自分に合ったところを選びましょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)

ウーバーイーツの特徴
- 難易度は低め
- 注文数が多いので、依頼が来やすい
- アプリはシンプルだが、少し難解でバグも多い
- 最近は自転車が冷遇されている
Uber Eats(ウーバーイーツ)での配達の難易度は低いです。
理由は、依頼が来たときに地図上でお店と配達先の位置が見られることと、時間を気にせず配達できるからです。
また、Uber Eats(ウーバーイーツ)は利用者が多いので、依頼も来やすい傾向にあります。
ただ、アプリは少し難解です。
登録した時にもらえる資料「パートナーガイド」は、載っている情報が古かったり書かれていない情報があったりしますし、バグも多いです。
(注文者が建物名を入力しても消える、現金配達オフにしていても現金案件が飛んでくる、など)
あと最近は、バイクに比べて自転車にリクエストが飛んでこないようなので、自転車で配達したいなら苦戦するかもしれません。
初心者へのオススメ度
★★★★☆
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出前館(Demaecan)

出前館の特徴
- 報酬は高め
- アプリのアップデートで一部早押しスタイルに
- 注文者と連絡をとる場面が多い
- これからの動向に注目
出前館の報酬はフードデリバリーの中で高めです。
出前館は他社とは違い、案件が一覧で表示されていて好きな案件を早押しで取っていく方式でしたが、今では他社のような自動差配システムと早押しの中間のような仕組みになっています。
(数人に同じオファーが送られ、その中で早押し)
以前はとても難易度が高かったのですが、だいぶ簡単になりました。
しかし、依然として注文者とのやり取りの多さは変わっていません。(遅配連絡、早配確認、置き配時のコンタクト)
システムが新しくなったばかりなので、状況はまだ落ち着いていません。これからの動向に注目です。
初心者へのオススメ度
★★★★☆
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Wolt(ウォルト)

Woltの特徴
- サポートの反応が早い、対応が丁寧
- 配達単価は高め
- 注文数は少な目
Wolt(ウォルト)の特徴は、なんといってもサポートの質の良さです。
アプリからチャットで連絡が取れるのですが、反応も早いですし回答も丁寧です。
地域にもよりますが、1配達の基本報酬は高めです。
ただ、注文数が少ない地域も多いので、Woltだけの登録だと配達が全然できないかもしれません。
他社に登録した後でいいでしょう。
初心者へのオススメ度
★★★☆☆
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menu(メニュー)

menuの特徴
- 難易度は低い
- これから依頼が飛んでくるお店が分かる
- 報酬は計算しづらい
- 注文数は少な目
menu(メニュー)もUber Eats(ウーバーイーツ)と同様に、依頼が来たときに地図上でお店と配達先の位置が見られますし、時間を気にせず配達できるので難易度は低いです。
またmenu(メニュー)では、今注文が入っているお店を地図上で見ることができます。
注文がないのに無駄に待機しなくてもよいのでとてもいい機能ですね。
しかしmenu(メニュー)は、依頼に報酬額が掲示されない上に、計算式が複雑なのでぱっと算出しづらいのが難点です。
ちなみにmenuの基本報酬は
通常エリア:260+(p+d^1.7)×40円
ロングエリア:280+(p+d^1.5)×40円
(上限1,200円、下限330円)
だよ!
(p:ピック距離、d:ドロップ距離)
注文数が少ない地域も多いので、menuだけの登録だと配達が全然できないかもしれません。
他社に登録した後でいいでしょう。
初心者へのオススメ度
★★★☆☆
↓ ↓ ↓
(現在、登録ボーナスは実施されていません)
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まとめ
いかがったでしょうか?
ギグワークでの配達の仕事は簡単ですし、メリットも多いです。
私自身は何気なく始めたら楽しくて、動画投稿まで始めてしまいました。
▼稼働の様子を映した動画です
気になる人はぜひ始めてみてくださいね!
以上、「ギグワーク配達パートナー(フードデリバリー)の始め方・4社比較」でした!
ありがとうございました。